初産ですが、里帰り出産で無痛分娩で出産致しました。
この記事は、下記示します。
・入院前日から出産までのタイムスケジュール
・出産の振り返り
・産後のからだについて
最後は赤ちゃんを引っ張って出産しました、、、
・無痛分娩を選択した理由
・病院選び
・メリット、デメリット
・出産費用
を記載したこちらの記事も参考にしてください↓
入院前日(39週1日目)
就寝前に、ちょっとしたお腹の痛みを感じていました。
普段通りの痛みでした。
右下の足の付け根より、ちょっと上くらいのお腹が痛いなあという感じでした。
お腹が張る時のいつもの場所。
相変わらず、胎動は激しめ。
本当によく動くから、お腹を蹴られて痛いのかなあと思っておりました。
入院当日(39週2日目)
いつものように、朝方4時頃に胎動で目が覚めました。
我が子は、本当に胎動が激しめでした。
止まらない頻尿でトイレに行って、また再入眠。
次に起きたら、おしるしが来ていました。
出血が止まらず、その日に入院になりました。
下記、時系列で示します。
6:30 | 腹痛で目が覚める |
7:00 | おしるしに気付く →午前中に出血が続く |
12:00 | 出血が止まらず心配になって、産院に電話 →17時頃を目安に入院するよう言われる |
13:00 | 自宅出発→実家に向かう (ちょっとお腹張っているなくらい) |
15:00 | カツ丼を食べる (ずっと決めていた!笑) |
16:00 | 入浴・入院準備 (だんだんお腹の痛みが増している気がしていた) |
17:00 | 入院 |
17:30 | 着替え・荷ほどき |
18:00 | 夕食 |
19:00 | 内診・NST 子宮口1.5cmくらいの開き 海藻を入れて本陣痛につながるように促進 (翌々日の朝に出産になると言われてショックを受ける) |
21:00 | 旦那が病院到着 |
22:00 | 書類作成・産後の予定確認・両家に生まれそうと連絡 同意書のサインや出産準備の手続きをする |
23:00 | 就寝 |
入院2日目(39週3日目)
4:00 | 寝れないくらいお腹が痛くなる (鈍痛。ずーんとお腹が痛い感じ) |
5:00 | 座って痛みを逃さないと耐えれないくらい痛くなる (だんだん規則的に痛くなってきていた) |
7:00 | 病室でNST (陣痛間隔 15分くらい) |
8:00 | 朝食 |
9:00 | 眠くて仮眠 |
10:00 | ・寝れないくらい痛い ・ベットから動けなくなる (陣痛間隔 10分くらい) |
11:00 | 助産師さんに「館内を歩いて、スクワットする」ように言われる |
12:00 | 昼食 (陣痛間隔 7,8分くらい) (痛すぎてご飯が食べれない) |
13:00 | ・座っても、寝ても、とにかく痛い ・気を紛らわすために、ひたすら歩いてスクワット ・痛すぎて、陣痛の波が来るたびに、館内のいろんなところでうずくまっていた (陣痛間隔 5分くらい) (この午後がひたすらに辛かった) |
17:00 | ・陣痛間隔がずっと5分で、痛すぎてそろそろ心が折れそうで、内診して麻酔を入れてくれと懇願 ・おしりから赤ちゃんが生まれそうな感覚があった |
18:00 | 夕食 (痛すぎて食べれない。無理やり食べる) |
19:00 | ナースコール (もういきみたい感覚と陣痛が痛すぎて、明日の朝までこの調子は無理だ、、、まだ生まれないのかと心が折れかけていた) |
20:00 | ・内診 ・子宮口が5.6cmまで開く ・海藻を抜く (人生で一番痛くて、叫ぶ) (抜いた後は、すっきりして痛みが和らぐ) ・背中に麻酔用のチューブを入れる (陣痛の方が痛くて、チューブを入れる痛さはわからず) |
21:00 | 仮眠 |
23:00 | ナースコール (もう耐えれないくらいの痛みで、麻酔を入れて欲しいと看護師さんに懇願) |
23:30 | 分娩室に移動 (やっと痛みから解放されると安心) (本当に嬉しくて、まだ頑張れると明るい気持ちになった) |
入院2日目は、丸一日陣痛に耐えるのが、本当に大変でした。
弱音を言ったら、陣痛が弱まると思っていたので、出来るだけ「痛いよーー、もう無理ーー」と言わないようにしていました。
(心の中では、ひたすらに叫んでいました笑)
陣痛が来たら、長く息を吐く。
酸素を赤ちゃんに送り届ける。
呼吸法と痛みを逃すイメトレは、妊娠37週過ぎて毎日練習していました。
ひたすらに、練習をやっててよかった。
陣痛中に、腰をさすってもらう。
テニスボールを当ててもらう。
私には、合いませんでした。
自分のペースで呼吸しながら痛みに耐えている方が、うまく陣痛を乗り越えられました。
いやあ大変だった。
無痛分娩って、完全に無痛ではないですよ。
最後の最後まで、妊娠・出産ってメンタル戦だと思いました。
入院3日目(39週4日目)
24:00 | ・麻酔投入 (最初はまだかなり痛い陣痛を感じていた) (チューブを入れ直して、投入から1時間後くらいから効き始めて、やっと笑顔になれた) (麻酔を入れた感覚は、足がすんごいむくんでいる感覚) (子宮口は8cmくらいの開き) ・陣痛の痛みは、子宮口が1.5cmの時くらいの痛みに抑えられた! |
2:00~4:00 | 仮眠 (院長先生、助産師さんも一度部屋に戻って、仮眠した) (子宮口が全開になるのを待つ) (寝ている時も、陣痛の波が分かる。たまに、ちょっと構えないと痛い時がある。その他は、それ程痛くない) |
4:00 | ・内診 ・いきみ方を教わる (子宮口全開) |
4:15 | いきみ開始 |
5:30 | ・1時間以上いきみ続けてもなかなか出てこず ・陣痛が弱まってしまった ・吸引分娩に切り替え |
5:44 | 爆誕 |
長かった、、、やっと産まれた、、、!
母子手帳には、分娩時間は26時間44分と書かれました。
出産の振り返り
子宮口が5,6cm開くまでが長い!
一番大変でした。
陣痛が7,8分間隔で来ているのに、まだまだ生まれない。
12時間は10分毎に痛みが来て、かなりもがいていました。
出産レポあるあるの、まじでもう腹を切って、この痛みから解放してくれ、、、と切実に思っておりました(笑)
歩いて、うずくまって、
また歩いて、痛み来たら、
もう痛すぎてスクワットで座り込んで、
早く降りてこーいと、最後の最後まで戦っていました。
麻酔の効果
最後のいきみ前に、麻酔のおかげで生むぞという気力を戻せたのは、本当に良かったです。
本当に無痛分娩でよかった、、、
麻酔を入れてもらえたことが、こっから頑張れるぞ!と意気込める希望の光になりました。
また、麻酔を入れてから、まさか仮眠が出来るとは思っていませんでした。
前々日から寝れていなかったので、久々ゆっくり休めました。
起きた時はかなり体力が回復して、すっきりしていました。
麻酔を入れた感覚は、すんごく足がむくんでいる時の感覚でした。
じんじんして、血が巡っていない感じ。
むくんでいる感覚が気持ち悪かったので、ぱぱんぬに、ひたすらふくらはぎをマッサージしてもらいました。
いきみ方法
いきむ感じは、
おしりを下に向けて、お腹に力を入れる。
大きく2回息を吸って、3回目で長ーく吐く。
きつくなったら、もう一回息を吸って、いきむ。
「いきむ」は、やったことのない体勢での想像以上の力仕事でした。
妊娠中はお腹が張らないように、恐る恐る生活していたので、久々の全身運動で翌日は筋肉痛でした。
力を入れるタイミングは、陣痛の波が一番強くなる時。
何回かいきんでいると、感覚が掴めます。
母ってすごい。
人生で初めて行うことなのに、完全に本能的に陣痛に合わせて、いきんでいたと思います。
最終的には吸引分娩になりました
なぜ、我が子が出て来なかったというと、我が子の首周りに一周へその緒が巻いておりました、、、
1時間以上いきみ続けてもなかなか出てこず、私の体力も限界に近づいていました。さらに、陣痛も弱まってきていることも感じていました。
いきみ始めて、2時間以上経つと、赤ちゃんに負担がかかることから帝王切開になるようでした。
なので、いきみ始めて1時間30分経ったところで、院長先生から引っ張るよーと言われました。
吸引分娩に切り替えです。
吸引分娩
なんとこれが大変!
大きなかぶを抜くかのように、全員で総力戦でした。
院長先生が引っ張る役、看護師さんが私のお腹の上に乗る役、左手にぱぱんぬ、右手にもう一人の看護師さんが私の頭を支える。
これが最後のいきみやああああ
という感じで、すごい力をお腹に入れる。
看護師さんのお腹を押す力が強く、「んふぅぅ、、、」という声が溢れるくらい、血管が切れるかと思うほど息が出来ない力で、全力で赤ちゃんを引っ張り出しました。
そんなこんなで残念ながら、亀裂はちょっと激しめ。
赤ちゃんが出る時に切ったところが1cm、引っ張り出した時に3cm程、対角線上に切れてしまったそうです。
今だから言えますが、確かに、プツンと切れた音が聞こえました(笑)
産後のからだ
おしりの痛み
産後1か月半は、円座クッションがないと座れませんでした。
歩くのも、トイレ行くのも、まあ大変。
亀裂が入らないように、生産期からは毎晩ストレッチをしていたのですが、もともとが狭いようだったので、切れてしまったようです。
こればっかりは仕方ない、、、
無痛分娩だったので、縫合時の痛みは全く分かりませんでした。
麻酔が切れてからは、ロキソニンを飲む。それでも痛い時は、座薬を入れてもらっていました。
退院してからは、一週間はロキソニンを飲んでいました。結構裂けてしまったので、長く痛みが続きました。
授乳時間が大変。
円座クッションをセットして、赤ちゃん持ち上げて、セットして、反対にもセットして、、、
授乳は、おしりと胸の痛みとの戦いでした。
母は、いつまでも痛みとの闘い、、、ひたすらに大変、、、
頭が痛い、お腹が痛い、腰が痛いなど、女の人って痛い思いをしない日なんて、人生で数日間くらいしかないんじゃないかと思ってしまいます。(笑)
全身の痛み
出産は交通事故にあったくらい、体がボロボロになる。と言われています。
確かに、出産の翌日は産後ハイで疲れがわからないですが、2,3日経ってくると体にドッと疲れが出てきてました。
腕や足の筋肉痛。
腹筋や首まで痛いような。
それでも、産後4日からはペンギン歩きから、割とすたすた歩けました。
ただ、長距離移動は厳しく、ショッピングモールなどに買い物に行く時は車椅子を借りていました。
本当は、産後は動いてはいけないと言われておりますが、自宅安静と節制期間が長かった私は、やっと解放されたことが嬉しくて、どうしても外の世界に出たくてたまりませんでした。
実母に赤ちゃんを預け、次の授乳までの2時間ほど、ぱぱんぬに外に連れて行ってもらいました。
なので、出産による体の痛みは、そこまでありませんでした。
おしりだけが、どうしようにも痛い、、、という感じでした。
まとめ
無痛分娩って、完全に無痛ではないですよ。
最後の最後まで、妊娠・出産ってメンタル戦。
そして、産後は体力戦。
そりゃあ、毎日必死に戦っていますから、メンタルに来ますよ。
訳も分からず、涙が出てきます。
穏やかな日が少なすぎる(笑)
妊娠中は毎日泣いていましたが、そいえば産後はあんまり泣くことはなくなったような。
ただ、イライラすることは増えたかもしれません。(笑)
明らかにイライラしてますよ、と態度に出るようになった気がします(笑)
ぱぱんぬに当たってしまっているのも、自覚しています、、、
これも産後メンタル~
と、いつまで言えますかね(笑)
いかがだったでしょうか。
少しでも、参考になれば幸いです!
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